心を省みる 四季折々の仏教の教え
今年の桜は、どう見えましたか――
心のあり方によって変わる、風景があります。
讃岐(香川)発のみずみずしい仏教エッセイ集。四国新聞の好評連載を書籍化。
京都学派の宗教哲学者・西谷啓治のもとで学んだ清光寺住職・長谷慈弘が、私たちの人生に寄り添う「仏教の教え」をやさしい言葉で紹介します。
読書のポイント
◉1編2〜3ページで、読みやすい「生き方」エッセイです。4月から翌3月までの各章につき5編ずつを収録。移りゆく季節の中で感じる「気づき」を通して、読者とともに心のあり方を見つめる内容です。
◉覚えておきたい、ブッダ(釈尊)や古今東西の著名な思想家・文学者のフレーズを多数紹介。執らわれない心、捨てること、災難の生き方、老い、私意を離れる、ゆるし、終活……など、人生の切実なテーマについて、著者が語ります。