[新装版]地域デザイン No.2 特集 地域ブランドと地域の価値
地域の新たな魅力を創生する。その仕組みとヒントがここにあります。
地域デザイン学会は、グローバル時代における「地域」の可能性を「コンテンツからコンテクストへ」という視点から学際的に研究する団体。本書は同学会が年2回発行する研究論集。
今号の特集は「地域ブランドと地域の価値創造」。原田保(同学会理事長)ら研究者による論文と研究ノート、また明治大学文学部教授・佐藤義雄の講演「人に意識された空間としての都市を探る」などを収録。
【目次】
巻頭論文 コンテクストブランドとしての地域ブランド―コンテクストである“地域”と“ブランド”の共振と共進による価値発現 原田保
論文1 コンテクスト・ブランディングとエピソード・ブランディング―成功する地域ブランドの構築戦略 三浦俊彦
論文2 地域ブランドと企業ブランドの関係性に関する一考察―「たねや」を事例に 鈴木敦詞
論文3R 地域ブランド構築プロセスにみる自治体による戦略的な「場」のデザイン―単数主体化と主体転換の促進への取り組み 福岡賢昌
論文4R 高級住宅地の形成過程とブランド価値の源泉―札幌市円山エリアにおける分譲マンションの供給分析 内田純一
論文5R 観光ビジネスにおける地域ブランドの戦略と効果―ワインツーリズムやまなしを事例に 佐藤茂幸・比嘉正茂
論文6 地域の中小企業とそれを取り巻くステークホルダーによる地域ブランド構築のメカニズム 内田亨
論文7 地方圏における成熟化社会の「超」産業戦略 板倉宏昭
研究ノート 四川省成都市に関する研究ノート―民間小売業による地域価値向上の可能性 斉藤智文
講演 人に意識された空間としての都市を探る 佐藤義雄